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皆さん、こんにちは!復職支援デイケアの臨床心理士です🍀
寒くなってきていますが、体調を崩していないでしょうか。
私はいち早く、もこもこの服を着ています🐏

本日は、「香りで脳をだましてみよう」という話です。

起床・就寝の時間、帰宅後の活動や切り替えなど、日々のリズム作りに困った経験がある方は多いのではないかと思います。
休職中は勤務時と生活スタイルが違うためリズムが崩れやすいです。
在職中も、金・土の夜に夜更かししたことで週明けにだるさや起きにくさを感じるという話はよく聞きます。

睡眠に良い行動や習慣は分かっているし、やりたいとも思っているんだけど…
あまり上手くいった試しがない、あるいは何回かできても続かない😫
といったこと、ありませんか??

そんな方々にお勧めできる方法があります!

クローバーで実施しているアロマプログラムの講師が教えてくれたものです。

冒頭にも書きましたが、「香り」の力を借ります。
「香り」はアロマディフューザーでも芳香剤でも何でも、自分の好きなものを使いましょう。
まずは、玄関に1つ置いてみます。外から帰ってきたときに【家に帰ってきた】と思わせるためです。例えばベルガモットやグレープフルーツの香りなどはリフレッシュ・幸福感が期待できます。
続いて、お風呂にも1つ(サイプレスなど)置き、寝室にも1つ(ラベンダーやフランキンセンスなど)置きます。これだけです。
家に帰ってきたよー、お風呂でゆっくり疲れを取るぞ、さぁ寝る時間だ~ と
3つの異なる香りが 身体をリラックスモードに切り替えてくれます。

🌟会社で緊張しちゃう、という方は自分にとっての安心できる香りを持っていくなども「香り」の使い方としてお勧めです。私はイランイランやゼラニウムを嗅ぐと落ち着きます。🌟

クローバーでは、「復職」に限らず生活をちょっと楽にするポイントを散りばめています🌞

見学やお問い合わせ、いつでもお待ちしております!

皆さんこんにちは。復職支援デイケア「クローバー」の作業療法士です。
秋も深まってきました!旬の美味しいものを食べて健康的に過ごしたいですね。

さて、今回はリワークの取り組みがどのように職場復帰や再発予防に繋がるのかについてお伝えしたいと思います。いくつかポイントがありますが、そのうちの一つ「生活リズム」について取り上げてみます。

安定した職業生活において、活動、睡眠、食事、休息のリズム、バランスが重要という話は病気の有無にかかわらず耳にしますよね。

決まった時間、決まった場所に通う

リワークに通うと、「決まった時間、決まった場所に通う」ことになります。
復職後は会社に「決まった時間、決まった場所に通う」ことになります。
行先や活動は異なりますが、「決まった時間、決まった場所に通う」ための工程の多くは共通していると思います。

リワークの開所(会社の始業)に間に合うためには、朝〇時には起きる、そのためには夜〇時には寝る、そのためには夕食を〇時には食べる…などのリズムは「決まった時間、決まった場所に通う」ためには必須です。
心身に負荷がかかっていたり、病気の回復途上にある方はこのリズムをとることが難しくなるケースが多くあります。

日々の積み重ねが重要!

生活リズムの安定は薬を飲んだらリズムが整うというような治療薬はなく、日々の生活の中での意識づけや、実践の積み重ねが必要となります。
(例:朝起きるための工夫を考えて実践→検証→再実践…)
そのため、一朝一夕では社会生活に適応しやすいリズムや、自分に合ったリズムを見つけることが難しいのです。そこでリワークを用いて、徐々に「決まった時間、決まった場所に通う」練習をしながら自分に合ったリズムを探っていきます。

医療リワークならではの支援があります

リワークではただ練習する場の提供ではなく、医療の専門職が各視点から一人一人の利用者様の支援にあたっています。(医者、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士など)
私は作業療法士ですが、作業療法士の強みである日常生活作業の細分化や分析、利用者様の得意な点を活用する視点を大事にして関わらせて頂いています。
このように 生活リズム一つとっても、各職種のアセスメントの視点や得意なアプローチは異なります。 各職種の様々な視点、対応策を統合して一人の利用者様を支援できることが医療リワークの一つのメリットだと考えています。

一人で復職のステップを考え、実行するのは並大抵のことではないと思います。ぜひ、各スタッフや、リワークのプログラム、他の利用者と力を合わせて健康的に働くヒントを見つけていきましょう。

皆さまこんにちは。2022年10月の復職支援デイケア「クローバー」(リワーク)の予定表をお知らせいたします。

今月からプログラム表のデザインをリニューアルしました!

皆さまこんにちは。2022年9月の復職支援デイケア「クローバー」(リワーク)の予定表をお知らせいたします。

 皆さん、こんにちは🌴🍉
 復職支援デイケア「クローバー」の臨床心理士です🍀

 毎日暑いですね!急に雨が降る日もあり、気分が安定しない方もいるのではないでしょうか。

 さて、本日はクローバーで定期的に行っている、あるプログラムをご紹介します。このブログでも何度か取り上げている「合同自主課題」ですが、今回は実施後の振り返りに焦点を当てていきます🔦🌟
 「合同自主課題」は、複数人のチームで同じ目的のために1ヶ月間協働するもので、目的は”見学者のための資料を考える”、”既存のスポーツプログラムをアレンジする”、”コロナ禍での健康的なライフスタイルを提案”など様々です。

 この夏、7~8月にかけて行いましたが、今回は一日イベントの日を設け、そのイベントの企画から運営までを実行委員という形で担ってもらいました🎉

 合同自主課題では、1ヶ月間チームで取り組んだ後に、必ず振り返りを行います。チーム全体および各メンバーの働き方の良かった点・工夫するとさらに良くなる点を話し合います。

 普段のプログラムで見えてきた自分の特徴や課題をもとに立てた再発予防策や目標を、復職前にお試しできる大変貴重な機会です。

 また、1ヶ月共に過ごしたチームメンバーから、「このメンバーと一緒に働く同僚だったら、部下だったら…」という視点で率直なフィードバックがもらえるため、この振り返りがとっても重要です。

 下の写真は、先日実施した振り返りの「チームの取り組みに対して」の部分です。

 こういう動きで困ってしまった、実はこんなことを考えて一人で抱えてしまっていた、あの行動で助かった…などなどざっくばらんに話していきます。

 大切なことは、良かった点や困った点を伝えて終わりではなく、どうすれば良かったか、次回どんなことに気を付けるとさらに良くなるか、という次に繋げる視点で考えることです。

 もちろん個人に対しての振り返りでも同じです。
 「やりましょうか?」という声掛けよりも「今、手が空いていて手伝う余裕がある」と表明してくれる方が仕事を頼みやすい
 リーダーとして引っ張ってくれて有難かったが一人で仕事を抱えていたのではないかと心配だった
 頭の中に浮かんだ小さな心配事でも軽く投げかけて皆と共有できると良かった

など、具体的に実践的に考えます。

 クローバーでは、健康的に働き続けることを目指して、職場を意識したプログラムを行っています🌳
 お問い合わせや見学、いつでもお待ちしています!