家族会レポート-No.3
2010年2月5日
第2回家族会は「食事について」というテーマで行われました。
実際にご利用者様が召し上がっている食事を食べていただくとともに、
当クリニック栄養士の吉田より「高齢者の楽しい食事の工夫」というテーマで
講演をいただきました。講演の中では、ミキサー食の試食やとろみの付け方など
飲み込みやすい食事の実践などもあり、「参考になった」というご意見を多数いただきました。
講演に対する質問や交流会を通して出た質問などを掲載させていただきます。
Q1:満腹感がないのか、食べても「食べてない!」といいます。どうしたらいいですか?
声かけをしましょう!「さっき食べたでしょ!」ではなく「今食事の準備をしているから待っていて」
というほうがよいでしょう。また、間食もうまく利用してみてはどうでしょうか?
お茶は水分補給に、果物はビタミン摂取に、牛乳はカルシウム摂取に役立ちます。
Q2:食べるのが早く、流し込むように食べてしまい、むせ込んだり
詰まらせてしまうことが多いのですが?
箸置きを利用してみてはいかがですか?声かけをよくして、よく噛むように促し、噛んでいる最中は
箸置きに箸を置くようにします。箸を持ったままでは次に何を食べるか気になってしまい、食事に
集中できません。「次何をたべようかなー」と考える時間をつくると良いのではないでしょうか。