家族会レポート-No.9
2010年3月10日
第5回家族会の報告レポートを掲載させていただきます。
今回のテーマは第1回目に続き野中院長による認知症についての講演でした。
前回は認知症といの病気そのものにスポットを当てましたが、今回は認知症の周辺症状として
徘徊や妄想など、ご家族様が日ごろ介護するうえでお困りのことを中心に取り上げました。
講演に対する質問や交流会を通して出た質問などを掲載させていただきます。
Q:脳の中の変化がどのようになっているか知りたいです。
アルツハイマー型認知症の場合は、脳の中にβアミロイドがたまって、
神経細胞が壊されてしまいます。レビー小体型認知症の場合はルビー小体が脳全体に
広く存在するようになります。また脳血管性認知症の場合は、脳梗塞などのため
脳細胞の壊死というものが起こっています。
Q:デイケア以外の日、家での役割や何をやされたらいいかわからない。
運動(散歩)や会話があればいいですね。ご本人が楽しく出来て、ご家族の
役に立っていると感じられることだとなおいいですね。