蕎麦打ちイベント開催
2018年12月18日
みなさま、こんにちは。
クローバーでは、12月の中旬に“蕎麦打ちイベント”を開催しました。
江戸ソバリエ協会に所属する講師の先生方にお越しいただき、丁寧なご指導の下、24名のクローバー現役生・OB・OGのみなさんが蕎麦打ちを楽しみました。
今回はそのご様子をお伝えします。
まずはじめに、講師の先生によるデモンストレーションです。
蕎麦が出来る過程を間近で見られる機会なんて、なかなかありませんよね。
先生の華麗な手さばきに、終始眼が釘付けでした!
デモ打ちの後は、いよいよ実践。
今回作るのは本格的な二・八蕎麦(そば粉の割合が8割のそば)です。
粉類を鉢にふるい、水を回しいれたら両手を熊手状にして混ぜ、粉全体に水を行き渡らせます。粉の粒が集まって大きくなっていくので、随時水を追加しながら、塊が10個くらいになるまで混ぜ続けます。
複数の塊をひとつにまとめたら、今度はつやが出るまでしっかりと捏ねていきます。
生地が完成したら、打ち粉をしっかりふるい、麺棒を使ってのしていきます。
いっぱいに広げた生地を3つにたたみ、太さが均一になるよう包丁で切ったら、美味しいおそばの完成です!
蕎麦ってこんなに手をかけて作られるんだ…!と感じた方が多いのではないでしょうか?
1つ1つの工程は大変ではありますが、食べる人のことを思いながら心をこめると、美味しいお蕎麦ができるそうです。
真剣に真面目に、そして笑顔で蕎麦打ちに取り組むみなさんの姿はとても印象的でした。完成したお蕎麦もとっても美味しそうでした!
最後は、先生の打ったお蕎麦を茹で、先生手作りの蕎麦つゆで試食しました。
打ちたてのお蕎麦はとても香りが良く、のど越しもつるつるです。あちこちから「美味しい!」と声が上がっていましたね。
そば湯もほっこりする美味しさで、癒されました。
“蕎麦打ちは、蕎麦を作るだけでは無く、人同士も繋ぐ”。
先生から頂いたお言葉ですが、今回のイベントではまさに、メンバーさん同士で色々な心のやり取りがあったのではないかと思います。
持ち帰った手打ち蕎麦を一緒にすすった人とも、心の交流が生まれたでしょう。
年末のあたたかい思い出として、皆さんの記憶に残って下さっていましたら嬉しく思います。
講師の先生方、誠にありがとうございました。
これからますます寒さが厳しくなっていきますが、みなさま、良いお年をお過ごし下さい。