アンガーマネジメント
2019年5月17日
みなさま、こんにちは。
クローバーでは、先日、アンガーマネジメントの一環として、グループワーク「怒りのツボを見つけてみよう」を行いました。
私たちは日常生活の中で、自分自身や他者、出来事などに対して、イライラしたりカチンと来たり、色々な怒りを感じています。
強度はバラバラですが、小さなものも含めると、実は結構な回数ではないでしょうか。それくらい、怒りの感情というのは、人間にとって自然なものです。
しかし、怒りの感情はネガティブなイメージを持たれることの方が多いため、なんとか抑え込もうとしている方が多いようです。溜め込んでいた分はいつかあふれ出ますし、ある機会にいきなり大きな怒りとなって表出し、不利益を被ることもあるでしょう。
アンガーマネジメントの考え方においては、『怒りやイライラ = 赤信号、SOSサイン、心の痛覚、心に火事が起きているような状態』と表現されます。怒りを感じることは、今の状況は自分にとって脅威(or困っている、傷ついている)というメッセージであり、怒りは私たちに「なんとかしたほうがいいよ!」と教えてくれているのです。
そのため、怒りと上手く付き合うためには、(自分の怒り/相手の怒りともに)怒りの感情は人として自然なものであることを認めたうえで、「どうして怒っているのか?」「何に困っているのか?」を理解することが大切になってきます。
今回のグループワークでは、上記の前提を踏まえたうえで、ワークとディスカッションを通して、自分自身の怒りのツボを探って頂きました。
「怒り自体を否定しなくていいんだと気づいた」「自分の傾向と怒りの理由が分かって少しスッキリした」「怒りのエピソードを誰かに話すだけでも楽になると体験した」
…など、肯定的な感想がたくさん聞かれました。
ぜひ、ワークの内容を、公私ともに実生活で活かして頂けると嬉しく思います。
スタッフも試行錯誤しながら実践中です!
リワークプログラムの内容に興味を持たれた方がいましたら、お気軽にお問い合わせください。