ひんやり☆夏のティラミス作り
2019年8月29日
こんにちは!3F精神科デイケアで働いている作業療法士です。夏の暑さが少しだけ和らいできましたね。
先日、調理プログラム『たのしみ食』にて、講師とともにティラミス作りを行いました。毎月メンバーさんからリクエストを募ってメニューを決めていますが、ティラミスは何度もリクエストがあった人気メニュー!満を持しての登場で、皆様で出来上がりを楽しみにしながら調理を行いました。
メンバーさんは4つの工程に分かれ、それぞれ役割を持って参加し、ひとりでは大変な作業では互いに「ここを持っててください」「交代しますよ」など声を掛け合いながら、協力して調理を進めていました。
作業はそれぞれカスタード作り、スポンジ作り、コーヒーシロップ作り、チーズクリーム作り、盛り付けとたくさんありましたが、メンバーさんの頑張りにより時間どおりに終えることができました!
また、ご自分が参加される工程が終わったメンバーさんも、調理の進み具合を確認しながら「洗い物やりますよ」「ほかに手伝えることはありますか?」と自主的に活動する姿が見られ、皆様でひとつのチームとなり達成感のあるプログラムになりました♪
試食会では、「ちょうどいい甘さでおいしい!」とメンバーさん同士で話しながら笑顔でティラミスを召し上がっていました。
調理プログラムでは大まかな作業工程に分けることで、複数人で集中してひとつの工程を進められ、手伝ってほしいときや苦手な作業であっても自然に助け合いや交流が生まれる環境になっています。また、調理の中に含まれる様々な難易度の作業を通して、役割の分担や必要とされている役割の判断、場の状況を確認して動く社会性のリハビリにつながると考えています。
今後もメンバーさんの能力を活かせるようなプログラムを実施していきたいと思います。