「医療」とは
2021年5月31日
こんにちは。
大宮すずのきクリニック 精神保健福祉士です。
暑いかと思えば冷たい風が吹き、晴れているかと思えば雨が降り始め、変な天候が続いていますね。こういうときに体調を崩しやすいので、ご自愛ください。
先日、精神看護の教材を読む機会がありました。そこで目に入ったのが「ヘプロウ看護理論」という言葉です。
精神看護の母と呼ばれたヒルデガード・E・ヘプロウによる理論で、患者と看護師は信頼関係を築きながら、お互いに影響を与え合う存在であることを示しました。
「医療」というと専門職が提供する一方通行に思われがちですが、そうではありません。学校で習ったものはあくまでも基礎でありただの知識です。それを医療としていかに活用するのかは、一人ひとり異なる「人」である患者との人間関係で模索していくしかありません。
実際、医療デイケアで働く中でも利用者の方から学ぶことは多いですし、ご家族から教わることもあります。
専門職として、学ぶことを忘れずに精進しなければと改めて思いました。