介護保険について
2022年3月28日
こんにちは。高齢者デイケア精神保健福祉士です。
桜が咲きましたね。春が来たなと感じますが、まだまだ気温差がある日もあるので、体調には気を付けてくださいね。
今日は、介護保険についてお話しします。
みなさんは、高齢者のサービスというと何を思い浮かべますか?
デイサービス、ヘルパー、福祉用具、施設入所など…
こういったサービスを利用するには、介護保険の介護認定が必要になります。
介護認定されると要支援(1~2)、要介護(1~5)という区分が出ます。これは、この方にはどれだけのお手伝いが必要なのかということを示したものです。
そのため、区分によってどのサービスをどれくらい使えるのかも変わってきます。そのプランを組み立てていくのがケアマネージャーです。
介護保険の区分認定を受けるには、市役所の介護福祉を担当する高齢福祉課、介護課と言った部署で申請をして調査を受ける必要があります。これは認定調査といって、市役所の担当者がご自宅に訪問し聞き取りを行うものです。その調査とかかりつけの医師の意見書をもとに、介護度がどれくらいになるのかを決める審査を経て、介護認定が下りる流れになっています。
時期にもよりますが、結果が出るのは認定調査から1ヶ月ほどはかかりますので、サービス利用を検討されている方は早めの申請をお勧めします。
介護福祉関係や高齢者の相談窓口には、市役所だけでなく地域包括支援センターと呼ばれる機関があります。
お住まいの地域にもあるかと思いますので、調べてみてくださいね。