認知行動療法セミナー、始めました🌻
2022年6月30日
皆さん、こんにちは!クローバーの心理士です🍀
急に暑くなってしまいましたが、皆さん体調管理はできていますか?
クローバーでは6月から認知行動療法セミナーを定期的に開催しています。
立教大学の教授と学生の皆さんに来ていただき、隔週で実施しています。
本日は、どんなことをやっているのか、一部をご紹介いたします🌱
上司に怒られて落ち込んだ。ミスをして落ち込んだ。
こういう経験がある方は多いのではないかと思います。
しかし、実はこれは
上司に怒られて、上司に呆れられたと考えて落ち込んだ
ミスをして、こんな簡単なことを間違えるなんて自分はダメ人間だと考えて落ち込んだ
という構造になっているんです。
出来事があった時、何を考えたかがその後の気分に大きく関わっているという考え方です。
出来事があった時にどんなことを考えるのかは人それぞれです。
セミナーでは、自分はどんなことを考えやすいのかを知っていったり、同じ出来事で他の人はどんなことを考えたのかを様々なワークやディスカッションを通じて知っていきます。
また、調子が悪い時は出来事と考えが混ざってしまいやすいです
上の例だと、
上司に呆れられた、自分はダメ人間だというのは自分が考えたことなのですが、事実だと思ってしまうととても苦しいですよね。
前回のセミナーでは、例文から事実と考えを分けて取り出すワークを行いました。
参加された皆さんはワークをすることで自分の思い込みや考え方のクセに気付いた方が多く、ディスカッションも盛り上がっていました。
自分一人では難しいワークも他のメンバーの力を借りたり、意見の違いを体験することで考えが広がっていくと良いなと思っています。